1台のパソコンを家族で共有する賢い方法

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マンションで居住者専用のホームページが開設されることになったそうな。これまでパソコンとはとんと縁がなかったオカンが、これを機にパソコンをマスターするのだと息巻いている。
「肝心のパソコン、持っていないくせに」
そうツッコミをいれたら、
「あんたが学校に行っている間、パソコン使わしてよ」
ときた。ヤバイ。メールは絶対読まれたくないし、画像なんか、削除されたらどうしよう。しかし、むげに断わるわけにもいかない。小遣いの前借り交渉をしなくてはならないからだ。どうしたものか???

こんな悩みを持っている方に、いい解決方法をお伝えしたい。

ユーザーアカウントを設定しよう

要は、使う人ごとに、自分で作ったファイルや自分のメールを他の人には見えないようにすればいいのだ。ただし、ソフトウェアはだれでも使えるようにしておく。そして、パソコンにログインする際、だれが使うのか認証する。そんなパソコン環境を作ればいい。こうしたパソコン環境を実現するのが、「ユーザーアカウントの設定」という機能だ。

ユーザーアカウントの種類

ユーザーアカウントには3種類ある。

1. 管理者アカウント(Admin)
パソコン利用に関するすべての権限を持つ。メールの使用、ファイルの作成、ソフトのインストールや削除、セキュリティ設定など。

2. 標準アカウント
パソコンを日常的に使用する権限を持つ。メールの使用、ファイルの作成などはできるが、ソフトのインストールや削除はできない。

3. ゲストアカウント(Guest)
パソコンを一時的に使用する権限を持つ。ソフトのインストールや削除はできない。ファイルの作成等もできなくはないが、プライバシーがないので、使い方に注意が必要。

パソコンの初期設定を行うと最初のアカウントが作成されるが、このユーザーが自動的に管理者アカウントになる。
したがって、冒頭の親子の場合、子どもがそのパソコンの管理者アカウントを持っているはずである。だから、その管理者アカウントを使って、母親のために「標準アカウント」を作ればいい。
以下、Windows7を例に、新しいユーザーアカウントの設定のしかたを図解する。

新しいユーザーアカウントの設定

1.「スタート」をクリックし、「コントロールパネル」をクリックする。
2.「コントロールパネル」の画面で、「ユーザーアカウントの追加または削除」をクリックする。
ユーザーアカウントの追加または削除
3.「アカウントの管理画面」に、矩形の下にある「新しいアカウントの作成」をクリックする。
新しいアカウントの作成
4. 空欄に、新しいアカウント名を入力する。「標準ユーザー」が選ばれているのを確認して、「アカウントの作成」をクリックする。
アカウントの作成
5. 新しいアカウントが作成される。
新しいアカウントが作成される
6. パスワードを設定するために、新しいアカウントをクリックする。
パスワードを設定する
7.「アカウントの変更画面」が表示されたら、「パスワードの作成」をクリックする。
パスワードの作成
8.「パスワードの作成画面」で、パスワードを入力し、念のため、同じ内容を2回入力する。また、パスワードを忘れた時のためのヒントとなる内容を入力する。入力が終わったら「パスワードの作成」をクリックする。
パスワードを2回入力する

以上で、新しいアカウントができた。
今後は、パソコンを立ち上げるたびに、自分のアカウントでログインしよう。そうすれば、お互いにプライバシーを侵害することなく、快適に1台のパソコンを共有できるようになる。
ただし、家族だからといって、今回例示したようにアカウント名を「オカン」などとしてしまうと、「オカン」アカウントで作成したすべてのファィイルのユーザーネームが「オカン」になるので、ファイルを他の人と共有する際は要注意だ。

まとめ

1台のパソコンを家族で共有する場合、それぞれユーザーアカウントを設定しよう。そうすれば、それぞれのユーザーが作ったファイルやメールは、他のユーザーから見えなくなる。お互いのプライバシーに配慮して、1台のパソコンを有効利用しよう。

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