パソコンの賢い選び方

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パソコンなんて、どうせどれも同じだろうから、一番安いのにしとけ。あるいは、マッキントッシュってカッコよさそうだから、マックにしとけ、などといい加減に選んでいないだろうか。
パソコンは一般の家電と違って、初期不良がよく発生する。これからパソコンを使いこなせるようになろうと決意し、せっかく買ったマイコンピュータがすぐに使えなくなると、気持ちがくじけてしまう。初心者にとって、これは出費以上に痛手になる。
では、どんなパソコンを選べばいいのか?

使う目的をはっきりさせ、販売員を味方につける

パソコンを何に使うのか目的を決めよう。インターネットをしたい。年賀状を作りたい。デジタルカメラで撮った写真を整理したい。などなど、何でもいい。
それから、だいたいの予算を決めよう。そして家電量販店へ。
量販店の販売員にパソコンを使う目的を話し、適切なパソコンと必要な周辺機器やソフトウェアを推薦してもらおう。それが予算内なら四の五のいわず、即買おう。
もし、予算オーバーなら、分割払いにするか、グレードを下げるか、出直すかしよう。でも、やっぱりほしいと思うのなら買おう。
こういうものは、ほしいと思ったときが買い時だ。

たいていの新品パソコンには1年間保証が付いているが、量販店の中には低料金で5年間保証を付けてくれるところもある。パソコンは同じものを長く使いたいもの。乗り換えるのに、データの移動など結構面倒だったりするからだ。だから、5年間保証が付けられるのなら付けて、長く使うようにしよう。

よく「パソコンに詳しい人を買い物に付き合わせろ」とアドバイスする人がいるが、筆者はあまりお勧めしない。パソコンに詳しいと言っても、たいていは自分のパソコンや雑誌やネットで取り上げられるパソコンに詳しいだけで、メーカーが繰り出す最新パソコンすべてに、詳しいわけではないからだ。むしろ、販売員の商品知識の方が頼りにできる。とくに繁華街にある量販店の販売員の販売スキルは半端ではない。客がわからない点をわかりやすく説明してくれるし、ミスしやすい点を事前にフォーローしてくれる。販売員を味方につけて、パソコン選びを手伝ってもらうのが得策だ。

Mac vs Windows

メーカーはどこがいいのか?
量販店がおいているものなら、基本的にどこでもかまわない。よく聞きなれない台湾メーカーを除外する人がいるが、台湾は世界中のパソコンパーツの供給元で、国産メーカーも台湾メーカーに作らせたパーツを国内で組み立てているだけだったりする。だから安いからといって、悪かろうと心配する必要はない。
ただ、マッキントッシュだけは注意が必要だ。あなたがマック大好きなマック信者なら、ここは読み飛ばしてほしい。しかしそうでないなら、いきなりマックを買うのはお勧めしない。理由は3つ。

  1. マッキントッシュは特別なOSで、対応するソフトウェアの種類が少ない。
    (昔はマックしか対応しないソフトウェアがあり、マックはプロ仕様と呼ばれた時期もあった。しかし最近はウィンドウズ対応のソフトウェアが充実し、マックでないとできない作業はごく限られている。逆にウィンドウズ版しかないソフトウェアも多い。)
  2. マッキントッシュ対応のソフトウェアは価格が高い。
  3. OSやブラウザのバージョンアップがほとんどされず、老化が早い。

中古パソコンは高くつく

少し話は逸れるが、中古パソコンについても触れておこう。
リサイクルショップや新聞広告で、中古パソコンの安さに目が留まってしまうかもしれない。しかし、見せかけの安さに騙されてはいけない。パソコンというのはそもそも消耗品で、中古を買ったら、十分使いこなさないうちに、必ず故障するぐらいにと考えていた方がいい。とくにハードディスクのヘッドは摩耗しやすいので、ハードディスクの交換は必至だ。また液晶画面の場合、やはり経年劣化はどうしようもない。液晶の張り替えもできなくはないが、高くつく。結局、中古パソコンは安くないのだ。
それ以上に問題なのは、中古品は、OSがサポート切れだったり、正規のパソコンを買うと必ずついてくるリカバリーディスクがなかったりすることがよくある。

OSのサポート

OSがサポート切れとはどういうことか。
OSはパソコンを動かすための基本ソフトで、とても重要なパーツだ。なので、発売後もある一定期間、細かな不具合やセキュリティホールが見つかるたびに、製造メーカーが修正のためのマイナーバージョンアップを無料で行ってくれる。これをOSのサポートという。この期間をすぎたOSはサポート切れとなり、セキュリティ面で大きなリスクを抱えることになる。

たとえ、パソコンがまともに動かなくなっても、OSのサポートがあり、リカバリーディスクが揃っていれば、パソコンを元通りに復旧できる可能性が高い。ハードディスクなどの部品は換えかえられるからだ。しかしOSがサポート切れだったり、リカバリーディスクがなかったりしたら、新しいハードディスクがあっても、もう、お手上げだ。パソコンを使い始めて、すぐにこんなことが起こると、パソコンをマスターしようという気持ちが潰えてしまう。
初心者はやろうと思い立った時の、その気持ちを大切にして、目的にあったパソコンを選んで、チャレンジしてほしい。

OSのサポート期限

まとめ

まず、パソコンを使う目的をはっきりさせ、だいたいの予算を決めて家電量販店へ行こう。そして販売員にパソコンを使う目的を伝え、適切なパソコンと周辺機器やソフトウェアを推薦してもらおう。予算内なら、思い切って買ってしまおう。

パソコンのイラスト: free vector

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